いつもありがとうございます。
そらいろです。
それでは具体的にどうすればよいのかを考えていきます。
夢に依存しない成長方法
とはいっても「夢が無いのに、何に向けて働けば良いのか?」と悩んでしまうと思います。
これから、不安払拭に向けた具体的な方法を考えていきます。
一言で言うと「3・3・3で質的負荷目標を立てる」です。
全く聞きなれない言葉だと思いますが、1つずつ説明していきます。
3・3・3で目標を立てる
「目標を立てるときにいつまでに何をするか」を考えますよね。
まずは「いつまでに」についてですが、
「3・3・3」つまり、3週間、3か月、3年が当てはまります。
期間を考えるときに、短すぎても目標を立てるのが大変だし、逆に長すぎるとぼんやりとした目標になってしまう。
そんなときに「3・3・3」を使います。
まずは、3週間で達成できる目標を立て、それを5回繰り返します。
まずは「目標を立てて、達成する」作業を習慣化させます。
つぎに、3か月で達成できる目標を立てるのですが、
まずは、5回完了した時、つまり3か月経過した時に「実際何ができたのか」を整理します。
いきなり3か月の目標を立てても、実際どれぐらい出来るのかが分からないので、3週間×5回で出来たことを参考にします。
3か月の目標立てを3回繰り返します。
これで、1年間達成したことになります。
最初からこの1年間で「何が出来たのか」を整理します。
きっと、「次の1年でこんなことが出来る様になりたい」と思うようになるはずです。
次の1年どんな目標立てますか?
その時に、3年後にどうなりたいかも考えてみてください。
ぼんやりでも良いです。
①最初は短い期間で進めていくことで、目標を立てることを癖にする。
②それを繰り返すことで、いつの間にか長い間の成果が残せる。
③過去の自分の軌跡を振り返ることで、現実的な目標ラインが見える。
④先の目標が見えてくる。
このような流れで考える癖がつくことで、
「将来は〇〇になるんだ」という夢が無くても、自然と先を見据えるスキルが向上していきます。
話が逸れますが、私は「三日坊主」をポジティブに考えています。
「3日しか続かなかった」ではなく、「3日も続いた、次は4日頑張ってみよう」と思うようにします。
そしたら不思議なもので、連続ではなくてもコツコツ続くんですよね。
「質的負荷目標」を立てる
「質的負荷」という言葉を知っていますか?
「負荷」とはストレスですが、
仕事でもなんでも「負荷」には3種類あると言われています。
①関係負荷:人間関係、理不尽
②量的負荷:繰り返し、単純作業
③質的負荷:難易度
それぞれの負荷の例ですが、
関係負荷=気難しい上司に気を遣う
量的負荷=1000枚の書類に判を押す
質的負荷=今までやったことのないことをする
どれもストレスを感じる事だと思いますが、
関係負荷、量的負荷は基本的に自身の成長には繋がらず、メンタルや時間ばかり浪費します。
逆に、質的負荷はやったことで、自分自身が新たなスキルを身に付けたり、経験を積むことが出来ます。
つまり、
「3週間で1000枚の書類に判を押す」という目標は適切ではなく、
「3週間で新しい施策を1件考案する」という目標が適切となります。
もしも、関係負荷、量的負荷によって日々を疲弊してしまっているのであれば、私は環境を変えることをお勧めします。
なぜなら、それを続けていても成長が出来ないから。「成長が出来ない=不安が無くならない」からです。
みなさんも日々感じる負荷を3つに分類してみて、どういう目標を掲げるべきなのかを検討してみてください。
不安だけど行動できない方へ
目標を立てる事、行動を起こすことって案外難しいことです。
先ほど述べた通り、私も三日坊主を肯定していたほど、行動することの難しさは痛感しています。
そんな方は「今できる一番簡単なことで、自己開示する」ことをお勧めします。
「また難しいこと」と感じていませんか?
自己開示とは「自分の率直な思いをアウトプットすること」を示します。
適当に呟けばいいと考えられるなら「SNS」をお勧めします。
SNSはちょっとという方は「メモ帳に書く出す」をお勧めします。
そもそも文字にするのが難しい方はなんでも良いので「勉強会に参加」をしてください。
それも難しい場合は「内省」をしてください。
自己開示をすることで、感情の整理をすることが出来ます。
感情の整理を繰り返すことで「自分が何が好きで、興味があって」に気づくことができます。
目標に向かって行動するのではなく、
自己開示によって「今の自分はどこにいて」「どんな方向を見ているのか」「どこを向くことが合っているのか」を見定めることができます。
目的地に向かうのではなく、その時の気持ちで向かう方向を決めるといった具合です。
最後に
誇れることではないのですが、私は高校時代にテスト勉強を全くしませんでした。
テストの回を重ねるごとにクラスでの順位が下がり、クラスでワースト5位までに入った記憶があります。
さすがの私でもヤバいと思い、初めて高2秋からテスト勉強をし始めたんですよね。
自慢ですが、高3にはベスト5位にはいました。(それぐらい必死で勉強しました)
私は「全く勉強をしない」と「必死で勉強した」の両方を経験しました。
その時の記憶が今でもあるのですが勉強をしたテストほど、当日不安になったんですよね。
不安の理由は「今までの勉強の成果が出るから」だと思っています。
今の生活に不安な方は、それだけ真剣に自分と向き合ってきた証拠だと思います。
つまり「不安=良いこと」であり、
周りが見えている人ほど、色々な経験をしている人ほど不安になっているんです。
「不安なんて今だけだよ」「考えても無駄」などと軽視するのではなく、
ちゃんと不安と向き合うことで、見えてくることも多いと思います。
不安はつらく、苦しいことも多いと思いますが、
向き合っているからこその不安で、その不安を自信・エネルギーにして前を向いてください。
最後まで見て頂き本当にありがとうございます。
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