【雑談】自分自身に問いかけ、”学びを得る”方法

スキルアップ

いつもありがとうございます。
そらいろです。

「多様性」「個のスキル」など、正解が分からない時代。
様々な方が居て、自分がどのように過ごしていくべきなのかが見通しにくくなっている様に感じています。
「自分は幸せなのか?」「なにがやりたいのだろう」「良い人生って何なのか」私も良く考えてしまいます。

そんな時に気にかけて頂きたいことは「自分自身の感情」です。
自分の感情を大切にし、冷静に紐解くことで、自分自身について知り、理解が深まります。
自分自身についてより深く理解することで、自分がどうしていきたいのかが見えてくるかもしれません。

今回はどのように自分自身を理解していけばよいのかという手法を熊平美香さんが第一人者とされる「内省」について紹介したいと思います。

内省とは

内省とは「自分の内面を客観的、批判的に見る」こととされています。
客観的に自分自身を見ることで、自己理解が深まり、自分の強みや弱みの理解、そして自分の価値観について気付くことが出来ます。

自分の価値観について気付くことが出来ることで、
自分のありたい姿に対して、現実とのギャップから「自分が何をすべきなのか」が見えてくるかもしれません。

内省の効果

自己を客観的に見つめ、自己の強みや課題、成長の機会を発見することで、より充実した人生を送るための手段となる「内省」には4つの効果が考えられます。

自己理解の深化
内省を通じて自己と向き合い、自己の思考や感情、信念、価値観などをより深く理解することで、自分自身についての洞察を得て、自己認識やアイデンティティの形成に役立つ

自己成長の促進
自己成長のプロセスを促進することで、自己の強みや課題を見つけ、改善のための行動計画を立てることができる。また、過去の経験や行動から学びを得ることで、将来の選択や行動においてより良い判断ができる

意識の覚醒
自己の内部に目を向けることで、日常の忙しさや外部の刺激から離れ、より静かで集中した状態に入ることで、創造性や直感の向上、問題解決能力の向上などにつながる

ストレスの軽減
内省によって自己の感情や思考を整理し、気持ちの整理をすることで、内なる平穏や心の安定を得る。また、自己のニーズや欲求を理解し、それに応じた行動をとることができるようになるため、ストレスの原因を減らすことにも役立つ

内省と反省の違い

内省に近い言葉として「反省」があります。
子供のころは良く「反省しなさい」と言われ、凹んだこともあるのではないでしょうか?
反省は一般的に「失敗したことに対して、原因を考えて改善点を導く」ために行います。
対して、内省は「経験に対して、原因を考えて学びを得る」為に行います。

つまり、反省は「なぜ失敗したのか」という問いの元、誤りを正すために行いますが、
内省は「なぜ、こう感じたのか」「どうしてこういう行動をしたのか」という問いの元、自分の行動を客観的に整理し、学びを得ます。

内省をするタイミング

内省をするタイミングは
「感情を持った」タイミングです。
嬉しい、怒る、悲しい、楽しい。つまり「喜怒哀楽」ですね。

自分の感情は自分の価値観に紐づいていると考えられており、感情について理解することは、自分を理解することに繋がります。
自分の気持ちに変化があった時に「あ、内省してみよう」と自分自身に話しかけてみてください。

内省のやり方

内省は4つで1セットとされています。
①感情 :自分の感情
②経験 :感情の元となった自身の行動
③意見 :自身の感情・経験・行動に対する、自分の意見
④価値観:感情・意見から、大切にすべき価値観

そらいろが試してみた内省の例

私の例ですが、参考までに見て頂ければと思います。

自身の珈琲に対して、「美味しい」や「また飲みたい」というコメントを頂けたとき

①感情
 ・嬉しい
 ・もっと珈琲について知って貰いたい
 ・より、珈琲を知って貰える方法を考えたい

②経験
自身が選定し、焙煎した豆に対して、普段珈琲を飲んでいる方から「いつも飲んでいる珈琲より美味しい」「初めてこんな珈琲を飲んだ」と言って貰えたこと

③意見
元々は自分も自家焙煎珈琲を飲んで「こんな珈琲って美味しいんだ」と感じた経験があった。だからこそ、そこに共感して貰えたことが嬉しかったのだと思う。
また、自分自身で研究を進めるうちに、珈琲の新たな一面を知った。それに関しても自分の経験に対して共感して貰えたことが嬉しかったのだと思う。

よく、珈琲豆と併せておまけを付けることがある。
お客さんが選んだ豆=お客さんが持っている感覚で飲みたい珈琲
新しい珈琲を知って貰うためには「新たな気付き」を与えてあげたい。だからこそ、こちらでおまけを付ける様になったのではないかと思う。

④価値観
自分は昔から「新しいことをして、気付きや発見を得る」ことが好きなのかもしれない。
毎日同じことを繰り返すことは好きではなく、常に新しい取り組みを追加したいと考えている。
珈琲を通じて、それを共感して貰えることが嬉しいのではないか?と感じた。

珈琲はあくまでも一つの手段で、
自分は「新しいことに挑戦し、共感・フィードバックが貰える」ということに喜びを感じるのでは、と分析できる。

確かにそうかもしれない!
「1つの事をより深く」というよりも「色んなことやって経験する」方が自分に向いている気はしていました。
それは、新しいことにチャレンジすることによって好奇心を刺激されるからかもしれません。
そらいろはこれからも挑戦し続けますので、温かく見守ってください。

終わりに

人生をより豊かにするために、自己理解は欠かせないと私は思います。
内省はあくまでも理解するための手段の1つにすぎません。

内省をした/しないで考えずに、自分自身について寄り添ってあげてくださいね。

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